■ DX戦略の方針
現在、売上・在庫等の情報を収集する仕組みを構築しておりますが、
今後の販売拠点拡大に向けて更に情報収集・統合の効率化を進め、
お客様の利便性向上と迅速な経営判断に資するためにDXを推進いたします。
■ 具体的なDX施策
はま寿司の店舗・本部、およびゼンショーホールディングスの物流・工場などの各工程において、
人工知能(AI)・クラウド・IoT等の先端技術を利用し積極的にDXへ取り組むことで、業務の効率化・自動化と新たな価値創造を推進してまいります。
■ DX戦略の達成状況
当社は、経営指標(KPI)として売上高、営業利益、経常利益、当社純利益、売上高営業利益率、売上高経常利益率、ROEを重視しております。
中期経営戦略を実行する上で必要となるシステム構築やDX推進の取り組み状況は、下記3つの観点にて起案から投資判断、実績の評価までを一貫して実施しております。
競争上DX指標を公表していない項目についても、年初予算時に目標を設定し、投資時には稟議決裁の上実行して います。戦略推進に伴うプロジェクト起案、プロジェクト報告は定期会議やレビューボードにより評価・共有する ITガバナンス体系を設けております。
変化への柔軟な対応が企業DNAに刻まれており、
早くからDX化に取り組んでいます
「はま寿司のDXへの積極的な取り組みについて」
はま寿司は創業以来、お客様へのスピーディーな商品提供をするために 従来行っていた注文用紙でのご注文を「注文タッチパネル」へ自社開発を行うなど。従業員の負担を減らすとともにお客様の利便性を高め、省資源のサービスを実現し体現してまいりました。
現在、世界で気候変動による産地移動や水産資源の枯渇の危機に直面しております。
はま寿司はこの貴重な資源を無駄にすることが無いように創業以来の「回転レーン式陳列販売」方法から脱却し、ご注文頂いた商品を「高速ストレートレーン」でさらにスピーディーにお届けする様、 トランスフォーメーションしてまいりました。
今後はこのシステム資産(ハードウェア・ソフトウェア)とIoT・AI技術を融合させ、
従業員が働きやすく、また省人化を見据え、お客様にご満足頂けるお店作りをおこなってまいります。
「さらにスピーディーに、さらに高品質で安全で手軽な価格の商品」を持続的にご提供できるよう
はま寿司はデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進してまいります。
代表取締役社長 遠藤 哲郎